第581回:初代「TT」と「A6」の開発秘話を和田 智が披露
アウディ主催の「bauhaus 100 japan Talk Live」をリポート

2019.08.08 エディターから一言
初代「アウディTT」を囲む、左からデザイン評論家の柏木 博氏、SWdesign代表の和田 智氏、アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長。

 

初代「アウディTT」を囲む、左からデザイン評論家の柏木 博氏、SWdesign代表の和田 智氏、アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長。
	 
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「アウディTT」日本導入20周年を記念するイベント、「bauhaus 100 japan Talk Live(バウハウス100 ジャパン トーク ライブ)」が2019年7月29日に東京・二子玉川で開催された。元アウディのカーデザイナー・和田 智氏が登壇、「A6」開発時の秘話や、初代TTへの思いを語った。

巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス-造形教育の基礎-」は、2019年8月3日から2020年9月6日まで、新潟、兵庫、香川、静岡、東京の国内5カ所の美術館にて開催される予定。
 
巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス-造形教育の基礎-」は、2019年8月3日から2020年9月6日まで、新潟、兵庫、香川、静岡、東京の国内5カ所の美術館にて開催される予定。
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バウハウスの講師陣には、パウル・クレーやワシリー・カンディンスキーといった有名画家が名を連ねた。
バウハウスの講師陣には、パウル・クレーやワシリー・カンディンスキーといった有名画家が名を連ねた。拡大
柏木氏のレクチャーの中では、モダニズムデザインの一例として、スチールパイプを使用した、マルセル・ブロイヤー作のチェアも紹介された。
柏木氏のレクチャーの中では、モダニズムデザインの一例として、スチールパイプを使用した、マルセル・ブロイヤー作のチェアも紹介された。拡大

バウハウスとは何か?

2019年、バウハウスは開校100周年を迎える。

バウハウスとは1919年に設立され、1932年までの14年間にわたり存在した、ドイツの造形芸術学校のこと。近代建築を代表する2人の巨匠が校長を務め、有名画家たちが講師を務めたことでも知られるが、このバウハウスが世に与えた功績は大きい。なぜなら、芸術と産業を統合した総合的なデザイン教育はここから始まったといってよく、機能的で普遍的なデザインは、今もなお多くの製品に影響を与え続けているからだ。

20世紀に誕生したこの美術学校の100周年を祝う行事は大きな広がりを見せ、2019年9月からは、日本国内の5カ所の美術館を巡る、記念企画展「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」がスタートする。

アウディ ジャパンも、その企画展を協賛する企業のひとつ。同時に、ドイツ発祥のブランドであり、初代アウディTTが日本導入から20周年を迎えたこととも相まって、今回のトークイベントが開催される運びとなった。

登壇するのは、デザイン評論家で武蔵野美術大学名誉教授の柏木 博氏と、元アウディのカーデザイナーである和田 智氏。

まず、「バウハウスとは何か」について、その歴史やプロダクトについて柏木氏からレクチャーが行われたあと、和田氏から、アウディTTとアウディブランド、そしてバウハウスとのつながりについて語られた。

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